「薬食同源」とは、薬と食事は同じ源からという言葉で、食事によって未病(発病する前の状態)を治そうとする中医学の考え方です。
この発想が元になって、日本で造語されたのが「医食同源(いしょくどうげん)」。
日頃からバランスの取れた美味しい食事をとることで病気を予防し、治療しようとする考え方を呼びます。
今のあなたの体にはどのような食事(薬)が必要ですか?
『汝の食事を薬とし、
汝の薬は食事とせよ。』
-ヒポクラテス(古代ギリシアの医者)-
『食べ物で治せない病気は、
医者でも治せない。』
-ヒポクラテス(古代ギリシアの医者)-
今のあなたの状態を確認してみましょう
元気不足
- 疲れやすく体力がない
- 食欲がなく、下痢をしやすい
- 運動が苦手
- 抵抗力がなく、風邪をひきやすい
- 胃腸が弱く、胃下垂気味
- ねんざや肉離れをおこしやすい
- ため息をよくつく
エネルギー不足で体力がない時には
◎ナッツ
◎ドライフルーツ
◎穀物
◎イモ類
◎豆類
×冷たい物
血液不足
- 顔色が悪く、唇や爪が白っぽい
- めまいや立ちくらみ、動悸などがある
- 疲れやすく、貧血ぎみ
- 肌荒れや小ジワが気になる
- 髪にツヤがなく枝毛が多い
- 生理が遅れ気味で経血量が少ない
- 爪が薄く、折れやすい
体内の血液が足りない時には
◎ほうれん草
◎ニンジン
◎プルーン
◎レバー
◎黒豆
血行不良
- 顔色が悪く、くすんでいる
- 手足の冷えがある
- 日焼けや傷跡が消えにくい
- 肌のくすみやシミが気になる
- 肩や首、背筋がよくこる
- 生理痛が重く、レバー状の塊がある
- 目にクマができやすい
血の流れが滞っている時には
◎玉ねぎ
◎にんじん
◎納豆
◎生姜
◎鮭
◎青魚
◎海藻類
×カフェイン
暑がり
- のぼせやすく、手足がほてる
- 肌や髪が乾燥している
- 暑がりで冷房好き
- 便秘ぎみでコロコロ便が多い
- 口が渇きやすく水分をよくとる
- 冷たい飲み物を好む
- 目の充血や渇きがある
肌荒れや目の乾燥、ほてる時には
◎トマト
◎ナス
◎キュウリ
◎スイカ
◎梨
◎アサリ
◎ワカメ
◎豆腐
×辛い料理
×油っこい料理
×お酒
寒がり
- 寒がりで下半身の冷えやむくみがある
- トイレに行く回数が多い
- 胃腸が弱く体力がない
- 軟便で下痢をしやすい
- 温かい飲み物を好む
- 顔色が青白い
- 体を動かすのが苦手
むくんだり体が冷えている時には
◎唐辛子
◎ショウガ
◎ニンニク
◎ニラ
◎黒砂糖
◎ホットミルクティー
×ビール
×清涼飲料水
×生野菜
ストレスに弱い
- 食べ物の好き嫌いが激しい
- 生理不順で生理前には過食傾向がある
- ストレスがたまりやすい
- イライラしやすく気分が落ち込みやすい
- 気分にムラがあり怒りっぽい
- 胃もたれ感がある
- げっぷやおならがよく出る
自律神経が乱れている時には
◎シソ
◎春菊
◎クレソン
◎シナモン
◎ミント
◎柑橘類のハーブティー
◎アロマテラピー
×不規則な生活